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医療機器 大型フレーム | 株式会社 協和工業

医療機器 大型フレーム | 株式会社 協和工業
製品カテゴリ 中板板金
業界 医療機器
材質 SPCC
用途 フレーム
サイズ・板厚 500×500×30
加工方法 ブランク、曲げ、溶接、メッキ
説明

【精密板金】強度とコストを両立!医療機器向け大型フレームの製作事例をご紹介!

 

精密板金加工の技術を駆使し、医療機器のベース部分に採用される大型フレームを製作した事例をご紹介します。高い強度コストダウンの両立を実現した当社の板金加工技術をご覧ください。

 

1. 製品概要と求められた要件

 

この製品は、医療機器のベースとなる土台部分に使用される大型フレームです。上部に精密で大型の機器が搭載されるため、以下の点が重要な要件となりました。

  • 高い強度: 機器を安定して支えるための十分な剛性。
  • コスト効率: 大量生産を見据えた、合理的な製造コスト。
  • 精度と仕上げ: 医療機器として求められる高い品質と防錆性。
     

2. 精密板金による強度とコストの両立技術

この大型フレームには、当社の技術が随所に反映されています。

 

A. 格子構造による高強度設計

上部に機器が載る際のたわみや変形を防ぐため、フレームを格子状に組み合わせて溶接することで、高い強度と剛性を確保しました。

B. 板曲げ品によるコストダウン 

通常、高い強度を持つフレーム製作には角パイプが使われますが、コストを抑えるため、t=2.0mmの鋼板を精密に曲げ加工した部品を組み合わせて構成しています。角パイプを使用する場合と比較し、材料費や加工工程の一部を合理化し、製作コストの低減を実現しています。これは、当社の精密板金のノウハウがあってこそ可能な設計です。

C. 強度を向上させる溶接方法の採用

格子状に組んだフレームの接合には、強度を確実に持たせるため、半自動溶接機を用いてしっかりと溶接し、ピッチ溶接でありながらも肉盛りの脚長をしっかり持たせています。これにより、大型フレームとして求められる信頼性の高い構造を作り上げています。

D. 曲げ加工における工夫

ベース板の周囲は、垂直に立ち上げた曲げ加工を行っています。これにより全体の剛性向上に貢献しています。

 

協和工業では、今回の事例のように、単なる精密板金加工にとどまらず、「強度向上」「コスト低減提案」といったお客様の複雑なニーズに対し、設計段階から最適な精密板金ソリューションをご提案いたします。

医療機器、産業機器など、高い品質と精度が求められる分野での精密板金加工は、ぜひ協和工業にご相談ください。

 

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