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R曲げカバー | 株式会社 協和工業

R曲げカバー | 株式会社 協和工業
製品カテゴリ 薄板板金
業界 医療機器
材質 SPCC
用途 カバー
サイズ・板厚 400×200×100mm
加工方法 ブランク、曲げ、塗装
説明

この度ご紹介するのは、装置の外観を構成する重要な精密板金部品です。寸法は400×200×100mm、材質には加工性に優れたSPCC(冷間圧延鋼板)の板厚1mmを採用し、最終仕上げとして耐久性の高い粉体塗装を施します。

特にこの部品の最大の特徴は、美しいR曲げ(アール曲げ)形状にあります。通常、このサイズの大きなR曲げ加工は、プレスブレーキによる「送り曲げ(ピッチ曲げ)」で段階的に行うことが多いですが、本部品は製品の外観面として使用されるため、曲げ痕が残らないベンディングロールを用いて滑らかで連続的なR曲面を実現しました。これにより、意匠性の高い仕上がりを実現しています。

また、両端には他の部品と組み付けるための重要な嵌合(かんごう)機構が設けられており、これらが機能するためには全長寸法の厳しい精度管理が不可欠です。R曲げが全体の寸法に大きく影響するため、加工時にはその寸法ばらつきを最小限に抑える高度な技術力が求められます。高い精度で部品同士が完全にフィットし、製品全体の品質と組み立て性を向上させます。

このように、複雑な曲げ加工と厳しい寸法精度が要求される精密板金部品の製作は、熟練の技術と最適な設備が必須です。お客様の求める高い品質と機能性を実現する精密板金が得意な協和工業にお任せください。

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