このアルミ板金は、スポット溶接とTIG溶接を合わせて製作した、医療機器向けのカバーです。このアルミカバーは他部品と勘合する必要があり高精度に仕上げる必要があったため、TIG溶接に加えて、アルミに対する溶接の中でも比較的歪みの少ないスポット溶接が採用されています。

アルミは、溶接歪みが大きくなりやすいことから、TIG溶接に関しては溶接技術が求められることはもちろんですが、アルミのスポット溶接に関しても、アルミ自身が溶着しにくいため適した設備を保有していないと対応することができません。特に、今回ご紹介するような板厚2.0mmのアルミならなおさらです。

協和工業では、アルミ2.0mm厚のスポット溶接にも対応できる各種スポット溶接機を設備することで、溶接を伴うアルミのニーズにお応えいたします。