今回は、板厚1.0mmのステンレスSUS430を使った、スイッチブラケットについてご紹介いたします。

ステンレスには様々な材種がありますが、その中でもSUS430は光沢がある分、溶接を行うと外観を損ないます。ですので、外観部品として使用される場合には、極力溶接なしで設計・製作が行われます。

このスイッチブラケットに関しても同様で、こうした形状であれば通常は分割・溶接構造を採用しますが、上記理由により、1体で加工できるよう展開を考え製作しています。角の部分にはスキマが空いていますが、ここがぴったり合っているのは当社の曲げ加工技術の高さといえます。さらに曲げ加工時に発生するヤゲン跡も最小限に抑えることで、キズレス板金を実現しています。

協和工業では自社の板金を清潔板金と位置づけ、キズを極力少なくしたいお客様に精密板金加工品を提供しています。ピカピカの、キズレス板金でお困りの際は、ぜひお声がけください。