このローラーカバーは、随所に公差指示とR曲げが要求されている、加工難易度の高い精密板金になります。通常こうしたR曲げを行う製品は金型がない場合はピッチ曲げによる加工が必要となります。このローラーカバーに関しては①医療機器と言うこともあり外観重視がされること、および②曲げ加工部の穴形状は普通に曲げると変形してしまう、③R曲げ部分に厳しい寸法公差が要求されている。という３点が課題となるので、協和工業では社内で専用金型を製作し曲げ加工を行いました。③の寸法公差については金型による曲げ加工の後、形を整えるために追加工を行っています。協和工業は高い曲げ加工技術に加えて、社内の機械加工設備を用いてスピーディに金型を製作することができますので、曲げ加工でお悩みの場合はぜひお気軽にご相談ください。

高精度・高難易度　曲げ加工技術　ページはこちら