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スプラインカバー(板厚1.0mm) | 株式会社 協和工業

スプラインカバー(板厚1.0mm) | 株式会社 協和工業
製品カテゴリ 薄板板金
業界 産業機器
材質 SUS304
用途 カバー
サイズ・板厚 φ120×20、t=1.0mm
加工方法 ブランク、曲げ、レーザー溶接、焼け取り
説明

■ 製品概要

本製品は、板厚1.0mmの薄板を用いたフランジ付きリングの精密板金加工事例です。 一枚の長細い板材を丸めてリング形状に成形し、底面に円盤形状のフランジを全周溶接して一体化させています。薄板の溶接でありながら、歪みを極限まで抑え、曲げ跡を残さず、溶接跡もきれいに仕上げた、当社の精密板金技術と高度な溶接ノウハウが詰まった高品質な製品となっています。

■ 本製品の加工のポイント

1. 厳しい寸法公差をクリアする「真円」の確保

本製品は構造上、高い精度での「真円」であることが求められ、直径に対して厳密な寸法公差が設定されています。当社では、高度な曲げ加工技術と溶接時の精密な寸法制御を組み合わせることで、要求される厳しい寸法公差を確実にクリアし、正確な真円形状を実現しています。

2. ベンディングロールによる「曲げ跡ゼロ」の美観

リング部材の成形には、プレスブレーキでの送り曲げではなく「ベンディングロール(ロール曲げ)」を用いています。これにより、表面に線状の曲げ跡(キズ)が全くつかず、非常になめらかで美しいアール形状を実現しています。

3. 専用金型による「つなぎ目レス」への対応

長細い板を丸めてリング状にした際に発生する「合わせ目(溶接のつなぎ目)」を無くすため、本製品専用の金型を製作して対応しています。この独自の工夫により、シームレスで一体感のある美しいリング形状に仕上げています。

4. レーザー全周溶接による「歪みを極限まで抑えた」対応

リング部分と底面のフランジ部分は、レーザー溶接を用いて全周にわたり接合しています。板厚1.0mmの薄板は熱による歪み(ひずみ)が発生しやすいシビアな条件ですが、入熱量を細かくコントロールできるレーザー溶接の特性を駆使し、歪みを極限まで抑えた高品質な溶接を実現しています。

5. 曲げ跡がなく、溶接跡もきれいに仕上げられた外観

ベンディングロール曲げ、専用金型によるつなぎ目処理、そして精密なレーザー全周溶接——これら複数の技術を掛け合わせることで、曲げ跡を残さず、溶接跡もきれいに仕上げた、非常にクリーンな外観品質を実現しています。

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